ピックルボールの基本ルールを完全ガイド|得点・サーブ・コートの使い方とは?
最近注目を集めているラケットスポーツ「ピックルボール」。テニスやバドミントンの要素を融合したこの競技は、初心者でも始めやすく、幅広い年代に人気です。
しかし、いざ始めようと思っても「ルールが分かりにくい」「何から覚えればいいか迷う」という声も少なくありません。
この記事では、ピックルボールの基本ルールについて初心者にも分かりやすく解説します。試合形式や得点の仕組み、サーブやコートのルールなど、プレイする前に知っておきたい大切なポイントを網羅。これからピックルボールを始める方に向けた入門ガイドとして、ぜひお役立てください。
試合形式と得点のルール
ピックルボールは、基本的にシングルス(1対1)またはダブルス(2対2)でプレイされます。
初心者におすすめなのはダブルス形式で、戦術もシンプルなため始めやすいです。
得点はラリーポイント制ではなく、サーブ権がある側だけが得点できます。1セットは11点先取が一般的で、2点差をつけて勝利する必要があります(11-9はNG、11-8や12-10はOK)。
なお、ダブルスではサーブ権が各ペアに2回ずつあり、両者がサーブを終えたら相手チームに交代となります。
サーブのルールと順番
ピックルボールのサーブには以下のような基本ルールがあります。
・サーブはアンダーハンドで打つ
・バウンドさせずに、空中で打つこと(ノーバウンド)
・対角線のサービスエリアに打たなければならない
また、サーブの順番には少し独特なルールがあり、最初のサービスゲームでは1人だけがサーブを行います。それ以降は、ダブルスであれば各プレイヤーが交互にサーブし、サーブミスが2回続くと相手にサーブ権が移ります。
ノンボレーゾーン(キッチン)のルール
ピックルボールには「ノンボレーゾーン」と呼ばれる、コート中央の両ネット際に設けられた7フィート(約2.1m)のエリアがあります。このエリアは別名「キッチン」とも呼ばれ、重要な戦略エリアとなります。
ノンボレーゾーン内では、以下の行為が反則となります。
・空中ボールをボレーで返す
・打った後に反動で足がキッチンに入る
このルールは前衛での優位性を抑え、長時間のラリーを促進するために存在します。
ツーバウンドルールとその他の反則
ピックルボールには「ツーバウンドルール」と呼ばれる特有のルールがあります。
これは、サーブ側とレシーブ側が1バウンドずつボールを受けた後からラリーが始まるという決まりです。
つまり、サーブを打った直後に前に詰めたりボレーを打ったりすることはできません。このルールによって、ネットダッシュや一方的な攻撃を防ぎ、公平な展開が期待されます。
そのほかの主な反則には以下のようなものがあります。
・ボールがアウトラインの外に落ちる
・キッチン内でのボレー
・バウンド前のサーブ
・サーブがサービスエリアに届かない
ピックルボールのルールを知って楽しくプレイしよう
ピックルボールは、誰でも気軽に始められる一方で、奥深い戦略性とスピード感が魅力のラケットスポーツです。この記事では、試合形式や得点の仕組み、サーブのルール、コートの構造、さらには反則やマナーまで、初心者に必要なルールを一通りご紹介しました。
正しいルールを知ることで、プレイ中のミスやトラブルを防げるだけでなく、より楽しく、戦術的な試合運びもできるようになります。これからピックルボールを始めたい方や、ルールを確認したい方は、ぜひこの記事を参考にして、安全かつ快適にプレイを楽しんでください。
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