【甲府クラフトビール】OUTSIDER BREWING（アウトサイダーブルーイング）の魅力と甲府観光モデルコース

2025年10月26日

山梨県甲府市は、豊かな自然に育まれたワインの銘醸地として知られていますが、近年、その醸造技術を活かしたクラフトビールも大きな注目を集めています。

その中でも、日本のビールファンから熱い支持を集めているのが「OUTSIDER BREWING（アウトサイダーブルーイング）」です。受け継がれた確かな技術と、革新的なアイデアが融合した彼らのビールは、まさに甲府旅行の新しい楽しみ方を提供してくれます。

この記事では、アウトサイダーブルーイングの魅力、そして同社のビールを楽しめる直営店を紹介します。

さらに、甲府観光の定番スポットや絶品グルメ、ワイナリー巡りを組み合わせた日帰り・1泊2日のモデルコースをご提案します。甲府旅行・石和温泉旅行を計画中の方は、ぜひ参考にしてください。

OUTSIDER BREWING｜受け継がれる技とフレッシュなアイデア

日本屈指のブルワーから受け継がれた確かな技術

アウトサイダーブルーイングのビールが多くのファンに愛される背景には、確かな技術の継承があります。2012年のオープン当初、日本クラフトビール界で有名なブルワーである丹羽智さんを迎え入れ、その醸造の基礎から、独自のクセやこだわりなど感覚的な部分までが、現在のチームに引き継がれました。

丹羽さんの時代には、野生酵母を使ったビールやアルコール15%のハイアルコールビールなどを得意とし、日本クラフトビールの祭典「ビアワングランプリ」で3連覇を果たすなど、その技術力の高さは全国的にも有名です。

女性ブルワーが牽引する新たな「アウトサイダー」の挑戦

現在、工場長を務めるのは全国的にもめずらしい女性ブルワーである小林桃子さん。彼女をはじめとするフレッシュで柔軟な発想力で、レシピに独自の改良を加えながら、さらに良いビールを目指し作り続けています。

伝統的な醸造技術をベースとしつつ、新しい挑戦を続けるアウトサイダーブルーイングは、2020年1月にはブルワー視点で審査が行われる「JAPAN BREWERS CUP」濃色系部門で3位に選ばれるなど、通にも好まれるユニークさと幅広い人から好かれる飲みやすさを両立させた繊細な味で多くのファンから支持されています。

「アウトサイダー」ならではの遊び心で甲府の街を盛り上げる

アウトサイダーブルーイング合同会社は、ただビールを造るだけでなく、「アウトサイダー」目線で見る山梨・甲府の魅力を最大限に活かした店舗運営にも力を入れています。

■The Vault：世界の美味をコンセプトにしたオーストラリアンバーで、オーナーが世界中から厳選したビールを取り扱っています。

■Hops & Herbs：直営店では、山梨名物のほうとうをパスタにして提供するなど、「アウトサイダー」ならではの遊び心のあるアイデアが光ります。

彼らは、ビールと食を通じて甲府のまちが昔のように人が集まる活気ある町になることを願い、日々新しい挑戦を続けています。

OUTSIDER BREWINGのビールを楽しむ

できたてのビールを味わえる「Hops & Herbs（ホップスアンドハーブズ）」
アウトサイダーブルーイングの1階工場でじっくりと発酵・熟成された個性溢れるビールを、2階にある直営店「Hops & Herbs（ホップスアンドハーブズ）」で楽しむことができます。種類豊富なタップから、お気に入りの一杯を見つけてみましょう。

「Hops & Herbs（ホップスアンドハーブズ）」
アウトサイダーブルーイングの直営店。
■住所: 山梨県甲府市中央1丁目1-5
■アクセス: JR甲府駅より徒歩10分程度
■営業時間: 9:00～17:00（日曜休業）
■おすすめポイント: 甲府駅から近く、気軽に立ち寄れるのが魅力。醸造所直結だからこそのフレッシュなビールは格別です。